氷川丸

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横浜山下公園に行き、久しぶりに、リニューアルされた氷川丸の中に入ってみました。

氷川丸は、現在、日本の造船技術や客船の船内インテリアを伝える重要な産業遺産として高く評価され、横浜指定有形文化財になっています。

入場料200円で、結構のんびりできます。



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1930年に建造されたようですが、当時、日本郵船は接客サービスの良さで、世界でも傑出していたそうです。



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一等客室

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一等社交室

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天井の照明器具もアールデコ・スタイルで素敵です。

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チャップリンも泊まったという一等特別室

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あの階段を見て、「タイタニックみたい」なんていう声が聞こえてきました。
私もやっぱり、映画『タイタニック』を思い出しました。
ちょっと、さわりだけ見てみようと思います。

Titanic, Celine Dion

あの映画、私が一番泣けるのは、エンディングです。

ローズの枕元に置かれた幾つものフォトフレームが、アメリカに渡ったその後のローズの人生を物語ります。
そして、眠りに落ちたローズの意識(魂?)は、海底に沈んでいるタイタニック号のもとへと戻って行きます。

朽ち果てた船内を進むにつれ、音楽の転調とともに、タイタニック号が往時の鮮やかな姿に甦っていきます。
そして、当時の人たちが、皆そろって元気そうに微笑みながら出迎えてくれます。
この感じが、ひどく懐かしく、哀しいんです。

一般的に、失われた過去、二度と生き返らない死者たちに対する懐かしさとは、こうしたものではないかと思います。

Final Titanic


タイタニックは、処女航海、それも5日目に沈んでしまったんですよね。
当時世界最大級の豪華客船が・・・。

日本人では、ミュージシャンの細野晴臣のお祖父さんが乗っていたそうですね。
この方は助かった後、「他人を押しのけて救命ボートに乗った」という誤報(誤報ではなく意図的な「虚報」だったという意見もあるらしいです)が日本国内で広まり、社会的に随分非難され、職場での地位も失われたそうです。
こんな事故に遭って助かっていながら、随分気の毒な事もあるのですね。
実際には大混乱の中で、日本人としての誇りを守って立派に振舞われたそうです。



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腐食を防ぐ為もあって、鋼鉄に何層にも厚塗りした塗料の質感と、船独特の色使いにも、つい見とれてしまいます。


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3 Comments

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2012/08/23 (Thu) 10:30 | EDIT | REPLY |   

eiko  

素敵ですね。
どんな方がデザインしたのか、優雅でゆったりとした時間が流れるような船内、らせん階段、ラウンジに船室のベッドメイキングまでが芸術品・・・
磨き上げられた床に、当時の船員さんたちが誇りを持ってこの船で働いていたことが忍ばれます。
ぜひ自分の目で見てみなくては。

2012/08/24 (Fri) 00:59 | EDIT | REPLY |   

Ariane  

Re: eiko さん

デザインは、マルク・シモンというフランスで活躍していたデザイナーによるものだそうです。中にデザイン画も展示されていましたが、ほぼその通りに作られていたようです。

若い頃はアールヌーボーに憧れましたが、最近どうも好きなのはアールデコです。

2012/08/24 (Fri) 01:38 | EDIT | REPLY |   

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