近年のオーストラリアの音楽と画像 Gotye & Lucinda Schreiber etc.

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こちらのブログには、いつも写真を載せることにしているのですが、今日は音楽を何曲か載せたいので、写真は逆に、音のない感じのものを探してみました。

そういえば、ヴィルヘルム・ハンマースホイ(1864年-1916年)という、奥さんの後ろ姿ばかりを描くデンマークの画家がいましたっけ。
ハンマースホイの絵も、音がしない感じです。
前に、ハンマースホイ展に行った時の写真も追加しておきます。



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               ◇


ゴティエ (Gotye)という、とっても売れているオーストラリアのシンガーソングライターがいたのですね。
私は最近、初めて知りました。

Smoke and Mirrors という曲が気に入りました。

"Smoke and Mirrors" というのは、「奇術のように錯覚を起こさせるもの」とか、「巧妙なごまかし」「偽装」「煙幕」といった意味のようで、歌も "You're a fraud (ペテン師、偽善者) and you know it" という歌詞で始まっています。





それにしても、画像が非常に印象的で、どういう人が作っているのか気になって、ちょっと調べてみましたら、随分沢山の賞をもらっているような人だということが分かりました。

オーストラリアの人で、ディレクターで、アニメーター、イラストレーターとして活躍している Lucinda Schreiber (ルシンダ・シュライバーと読めば良いのですかね・・・)という人です。

Lucinda Schreiber

イメージというものは、意識の浅いところから出て来る場合、ありきたりで平凡なものになりますが、たまに眠っていて不思議な夢を見る時のように、意識の深いところから出て来る場合もあり、そうしたものには妙なインパクトがあります。

なかなかそうしたイメージ力を持つ人はいないように思います。

上の映像に関しては、どこか精神病理的な感じもあって、頭の中から人が出て来て下に落ちていく感じがいかにもアブナイのですが、下から手が出て、落ちる人を拾って、ちゃんと置いてあげているので大丈夫、というところでしょうか・・・。



Lucinda Schreiber のこちらの作品も素敵だと思いました。
黒板にチョークで描いたアニメーションです。

音楽はAutumn Story という曲で、Firekites (ファイアカイツ)というオーストラリアのバンドです。

画像だけでなく、音楽も心に残ります。






それから、こちらは大分印象が異なるのですが、これも Lucinda Schreiber が手掛けています。
音楽は、やはりオーストラリアのロック・バンドで Midnight Juggernauts (ミッドナイト・ジャガーノーツ)の Lara Vs The Savage Pack という曲です。




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10 Comments

Violetta  

Arianeさま こんばんは^^

旦那様の撮られたお写真。とても芸術的でセンスが良いですね。
もしかして旦那様は芸術家でいらっしゃるのでしょうか?いつも・・素晴らしい感性だなぁと思いながら見せていただいています。
美術館などの前でお写真を撮られたので
しょうか?
Arianeさまの後姿・・可愛らしいですね^^
ファッションもお洒落で凄くお似合いです^^
動画拝見しました。

>上の映像に関しては、多少、精神病理的な感じもあって、頭の中から人が出て来て下に落ちていく感じがいかにもアブナイのですが、下から手が出て、落ちる人を拾っているので大丈夫、という気がします・・・。

そうですね・・。
人を手で受け止めていないと・・◎殺になりますものね・・。
私は大学時代・・心理学の授業が好きでした。◎殺についての心理も詳しく習いました。
こういう画像を見ると・・その心理も見え隠れしますね・・。
ちょっと危険な感じがしますが人が受け止めているので。。。大丈夫かなって・・・。私も思いました・・。
画像は・・何枚も何枚も洋服を脱いでいるのに、裸になれないのですね^^;
何だかとても印象的で面白いです。

音楽も何だかとても不思議な感の芸術的な曲だなと思いました^^

いつもブログ楽しませていただいています^^
ありがとうございます^^

2014/07/28 (Mon) 22:38 | EDIT | REPLY |   

eiko  

こんばんは。
この記事を読んで、ご主人登場かと期待してしまいました(笑
ご主人様、いつも奥様をきれいに撮られて羨ましいです。

2014/07/28 (Mon) 22:40 | EDIT | REPLY |   

Ariane  

Re: Violetta さま

Violetta さま、こんにちは^^
こちらこそ、いつもコメントくださって、どうもありがとうございます!
最近お忙しそうなのに、嬉しいです^^

主人の写真も、いつも褒めてくださって、ありがとうございます。
主人は、大学で哲学や倫理学などを教えています。
学者には珍しく、美的な創造力のある人だと思うんですよ。
場所は、お察しの通り、美術館の前で、以前、このブログにも載せましたが、葉山の近代美術館です^^
ファッションも、お洒落な Violetta さまに褒めて頂けると、嬉しいです^^

動画もいつもご覧くださって、ありがとうございます。
Violetta さまも、心理学とかお好きだったんですね!
私も、若い頃、ユング派の影響を受けました。

ユング派の精神分析では、高い所から落ちるイメージというのは、要するに「地に足が付いていないから、付ける必要がある」という時に出てくるものらしいですが、それが上手くいかなくて、精神的に病的なレベルになると、下に落ちて死ぬというようなイメージになるようです(大概は、夢の中でそうしたイメージを見るわけですが)。
そうした視点から見ますと、一番上の動画のイメージでは、頭(頭という所自体が、人体では精神的に一番高い所ですよね・・)の中の階段を上って、人が外に出て来て下に落ちるのですが、結構、ポンポン落ちては、その度に手が受け取っているので、このイメージを描いている人というのは、自分の中の超地上的な、観念的、精神的世界と、地上的、現実的、身体的なもの(この画像の中では熊が象徴しているかな・・・)との繋がりが、わりあい上手くいっているんだろうなぁ、なんていうことを、私はつい考えてしまいます・・・。
鳩たちが飛翔するのが、また上に登るイメージでして、この動画は、地上的なものと、それを超えたものとの間を行ったり来たりする感じが繰り返し出てきているのは、私はとても面白いと思いました。
一方、次々と中から人が出てくる感じは、歌の内容の方の「ペテン師」だか「偽善者」だか、というイメージから出て来ているような気がします。

いろいろご感想、ありがとうございました。

2014/07/29 (Tue) 12:24 | EDIT | REPLY |   

Ariane  

Re: eiko さん

eiko さん、こんにちは^^
コメントどうもありがとうございます!

こちらの写真、主人は影だけ登場です^^
私は後姿だけ、主人は影だけです(笑)

主人は普段、人を撮るのが好きじゃないし、得意でもないのですが、風景の中に人がいるのを撮るのは良いみたい・・・。
私は、女の人を撮る時なんかは、普通にカメラ付き携帯とかコンパクトデジカメの人物モードが、一番無難にきれいに写るような気がしています~。
それで、主人には、あんまり撮ってくれなくて良いって言うんです(笑)

2014/07/29 (Tue) 12:35 | EDIT | REPLY |   

yuccalina  

Arianeさん、こんにちは。

Gotyeというアーティスト、初めて聴きました。フランス系の姓でしょうか、ヨーロッパ的な雰囲気を持ってる気がしました。というか、オーストラリアという国のイメージが、カンガルーとコアラしかなくて、余りアート的なものが浮かんでこなかった。甘く見てたかもしれません。ロックに関してもINXSくらいしか知りませんし。

実はオーストラリアの国立美術館がバレエリュスの膨大なコレクションを持ってると知ってから、ちょっと興味が沸いてきたところなんです。

2014/07/30 (Wed) 14:26 | EDIT | REPLY |   

Ariane  

Re: yuccalina さん

yuccalina さん、こんばんは^^
いつもコメントありがとうございます。

さすが、yuccalina さんですね。
Gotye は、ベルギー生まれみたいです。
2歳の時にオーストラリアに移住したようですが。
こういうのを「ヨーロッパ的」って言うんですね!
今回は、Lucinda Schreiber の映像を集めてみたので、一曲だけになってしまいましたが、Gotye は他にも結構気に入った曲がありました!

INXS って、どんなのだっけ?と思いまして、YouTube で探しましたら、What You Need が出てきて、懐かしかったです。
あと昔の洋楽でオーストラリアといって思い出すのは、Men At Work とかですかね。
Down Under という曲があったから、オーストラリアのグループだと覚えていただけですけれど。

Lucinda Schreiber を探していて、最近のオーストラリアの音楽が何曲か出てきて、オーストラリアって、結構素敵なものがあるんだなぁと思いました。

バレエ・リュスがオーストラリアとの繋がりを持つというのは、意外な感じがしますね。

2014/07/30 (Wed) 19:05 | EDIT | REPLY |   

凛  

こんにちは。
オーストラリアにいながら、知りませんでした。

Lucinda Schreiberさん、モノトーンの世界が独特ですね。
最初のものは、次になにがでてくるのかと、奇妙な世界に引き込まれてしまいました。
個人的には二番目の黒板のがいいですね。小鳥を飲み込んじゃった時はビックリしましたが(笑)
気が遠くなるほどの撮影枚数をつなげてできるのですよね、これって。

arianeさんは、アンテナがとても広いですね。

2014/07/31 (Thu) 08:47 | EDIT | REPLY |   

Ariane  

Re: 凛さん

凛さん、こんにちは^^
いつもコメントありがとうございます。

この記事を書きながら、「凛さん、ご存知かなぁ~」と思っていました!
でも、考えてみたら、私も日本のもので知らないものが沢山ありますからね。
ご存知じゃなくても、当たり前ですよね(笑)

Lucinda Schreiber さんは、生理用品の CM なんかも手掛けているから、もしかしたらテレビとかでご覧になっているかもしれませんよ。
一枚目は、確かにおっしゃるように、「奇妙な世界」なんですよね。
私は、よくこういうのを描ける人がいるなぁ~と、すごく興味が湧きました。
二枚目の黒板のは、チョークで消した後が、良い感じで残っていると思います。
すごい手間かけて作っていますよね!
Lucinda Schreiber さんの作品は、カラーのも私は色合いが結構好きだと思いました。
でも、モノトーンの方が、印象深いかもしれませんね。

2014/07/31 (Thu) 17:01 | EDIT | REPLY |   

コウコ  

Arianeさん、こんばんは。

ご主人の撮られるお写真は、描写に味わい深い表現があって、プロの
作品のようですね。
Arianeさんの後姿の捉え方も素敵ですし、お二人の影が印象的で
構図も魅力的です。
音のない写真は主張せず、見る者に委ねるのでしょうか?
鑑賞は無限ですよね。

最初の映像は、休むことなく変容し続けるものを感じました。
落ちるシーンは、幼い頃に夢でよく見たものです。
不思議に地上は見えず、落下し続けた記憶があります。
自ら落ちた夢も見ました。脳が未熟だったのかもしれませんね。

2番目の映像は何の脈絡もなく、繋がってゆく不思議さ。
子どもの頃、耳から耳へ伝えるゲームをしましたが、最後の人が
受け取った言葉の内容は、すっかり変わっていました。
何故か、そんな昔の記憶を想い出してしまいました。

映像と音楽は共にオーストラリア人なのですね。
現代アーチストは全く知りませんが、一体感のある映像と音楽でした。
ルシンダ・シュライダーさんは多くの作品を手掛けているのですね。
Arianeさんに取りあげて頂いて、視野が広がりました。

前回、花火撮影のカメラの設定を教えて頂き有難うございました。

2014/08/01 (Fri) 22:45 | EDIT | REPLY |   

Ariane  

Re: コウコさん

コウコさん、こんばんは^^
いつもご丁寧なコメント、どうもありがとうございます。

写真も、過分なお褒めのお言葉、ありがとうございます。
そういえば、上の写真は、私の影も写っていますね。
今まで見落としていました~。
葉山の近代美術館の前で撮ったのですが、絵になる場所だったと思います。

YouTube もご覧くださって、嬉しいです!
コウコさんも、落ちる夢、ご覧になっていましたか!
私も落ちた夢見ました。
意外と痛くなくて、落ちても死なないんだ~、という夢でした(笑)

私は昔、ユング派の夢分析を受けたことがあったのですが、高い所に居たり、高い所に上ったりというのは、観念的な人の特徴だそうです。
芸術等に強い関心のあるような人に、多いかもしれません。
それで、もっと地に足を付けて、現実的にならなければいけない、というような時に、地上に落ちたり、降りてきたりする夢を見るのだと聞きました。
私はいまだに現実離れしたような所がありまして、若い頃はひどかったです。
夢でも、雲の上に立っているような夢を見たりしました。
観念的、精神的なものと、現実的、身体的なものとの繋がりというのは、今でも私のテーマです。
ユング派の夢分析で言うと、本当はこのような人は、単に地上に降りるだけでなく、地下を掘って、何か価値のあるものを見つけ出してこられると、より大きな飛躍があるのだそうです。

次々と耳打ちして、メッセージを伝えていく伝言ゲームのようなものは、私の学校時代にやりました。
最後は、違うメッセージになっているんですよね(笑)
Lucinda Schreiber さんは、次々とイメージが広がっていって、連想力がありますよね。
不思議な世界に引き込まれるような気がしました。
音楽とも合っていますよね。

いろいろ興味深いご感想を頂き、ありがとうございました。

2014/08/02 (Sat) 00:42 | EDIT | REPLY |   

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